セキホツ熊の謎を追え!

古史古伝を片手に神社めぐり。古代人の残した偽書に基づく妄想考察。

〈まとめ〉宮下文書における天津神と国津神の正体、『国譲り』とは一体何か?。

山梨県富士吉田市上吉田『北口本宮富士浅間神社』、こんなところにもミワとカモの繋がりが。。。 山梨県富士吉田市上吉田『北口本宮富士浅間神社』、本殿背面にある恵比寿社。『日光だいこく』と『富士ゑびす』像が鎮座。 2022,7,31 宮下文書の考察…

〈再考察〉別系統天孫降臨ニギハヤヒと尾張勢力 、籠神社海部氏は混同されている?。

巨木に守られ、ホツマ神話ニギハヤヒを祀る千葉県印西市『大森鳥見神社』。やはり10代崇神~12代景行時代に由来、さらに807年(大同2)再建。 2022,7,24 前記事で、ホノアカリ尾張勢力が、葛城山周辺にて富士朝やカモ神祭祀をしていた可能性をご紹…

古代大和国祭祀の尾張氏、不自然なミワ・カモに淘汰されていく新しい神道。

通説ホノアカリ、またはニギハヤヒ御子で尾張連祖の高倉下命を祀る『高座結御子神社』。またの名を天香語山命という。 2022,7,17 前記事では、尾張勢力と賀茂氏の重複を見てきたが。。。そもそも、尾張勢力による大和国の実績は、もっと評価される…

<検証>甲府盆地東側は、ホントに宮下文書版出雲『悪雲』の通り道なのだろうか?。

午前中の大蔵経寺山、すがすがしい晴天のハズだったのだが…。 午後15時笛吹川から大蔵山経寺山を望む。少雨の甲府盆地に雷鳴轟く。悪雲は富士吉田市方面へ流れていった。 2022,7,10 今回、フォントが統一できません、御迷惑をおかけします(後述)…

〈神社めぐり〉山梨岡神社から大蔵経寺山へ、レイライン上の謎の磐座にいってきた。

大蔵経寺山を背景にした『山梨岡神社』(山梨県笛吹市春日居町鎮目)山の向こう側には何があるのか?。 2022,7,3 突然、神社巡りに行きたくなったので…、大蔵経寺山(御室山)へいってみた。 前記事のおさらい。 『神部神社レイライン』。筑波山から…

<神部レイライン②>尾張氏が大和国でカモ信仰をする、『伊都之尾羽張』の謎。

山梨県笛吹町石和町・甲斐御室山麓『山神宮(里宮)』、江戸末期に正一位?大山祇命・月読尊・稚産霊命・宇気母智命を祀る。 トボトボ登山して、甲斐御室山に一番近い神社に到着。山神宮奥宮こと『天狗社』。ここから御室山に登れるらしいのだが…、登山路を…

<夏至の日到来>欠史にされた両朝御祖代を祀る神社は、日本のどこかにある?

東京都府中市宮町、大國魂神社境内『宮之咩神社』。 2022,6,19 ワッショイ!ワッショイ!└(゚∀゚└) (┘゚∀゚)┘ 誠に勝手ながら、夏至日は『夏至レイライン巡り』を推奨しております。御利益の程は不明ながら、少なくともこのブログの原点…、さらに素人オ…

<レイラインの美学⑱>甲斐御室山を指し示していたミワとカモ、三輪山と葛城山。

尾張一宮・真清田神社の本殿背後に、本宮荒魂を祀る摂社『三明神社』がある。もともとこの地は藤原物部系統・大物主命の拠点であったようだが。。。 2022,6,11 前記事でも少し触れたことなのだが…。甲斐国『神部神社』と大和国について、ここまで知…

『死んで雷になってやる』義平と義朝逃走劇。新たなる三浦氏族と新田氏族の関係?。

文殊山麓の岐阜県本巣市『奈良尾神社』、キツネ?がいる。鎌田氏祖は、この南側平野部にあった席田郡の郡司だったとのこと。 2022,6,5 前記事では、源義朝と富士朝氏族の関係の深さを紹介した。富士朝氏族という大きなバックグラウンドを洗い出すこ…

鎌倉氏族と大庭御厨めぐる騒乱、源義朝は富士朝氏族解放のヒーローだった?

三浦氏拠点近く『衣笠神社』(横須賀市小矢部)、三浦義明も合祀されている可能性あり。ここで突然、パラパラ降ってきた。 2022,5,29 前記事『鎌倉氏族と古屋氏』のお話まだまだ続く。 (´(ェ)`) 1144年『大庭御厨濫行事件』の歴史的意義を考察し…

鎌倉氏族古屋氏山宮と大庭御厨は鎌倉レイラインで結ばれる、さらに御室山笈形焼きの謎。

『山梨岡神社』(山梨県山梨市下石森)、境内末社に大神宮なるお社あり。 2022,5,22前記事の続き。 記事のきっかけは、ヤマトタケルの『サカオリ』を見つけるために、山梨市富士吉田市大明見を探索していたら、鎌倉氏族『鎌倉神社』をみつけたわけ…

800年延暦噴火避難民の富士朝神官ら300余人の正体と、阿祖山太神宮の三分社化。

山宮神社~御室山『笈形焼』を望む。平安期に宗教対立・論争が起きた土地でもある。 2022,5,14 しばらくぅ〜(´(ェ)`)/。 連休中は、ちょっと遠方へ出かけまして、あんなとこやこんなところに熊出没してみました。面白いこともわかってきたので、…

梶原景時がピンチの源頼朝を見逃した理由、鎌倉氏族は隼總別皇子副司家系・古屋氏?。

800年延暦火山の折、富士朝300余人が田村麿により高座郡岡田原へ避難した。神奈川県高座郡寒川町岡田『菅谷神社』 2022,4,24 今回はちょっとマニアックだが…。明見神社という小さなお社から始まる『鎌倉氏族・古屋氏』のお話。そして、梶原景時と加…

〈レイラインの美学⑰〉酒折宮連歌に隠された真実、日本武尊と山県大弐は新治・熱田の架け橋。

ヤマトタケル伝承地、埼玉県秩父市吉田石間『城峰山』から甲斐吉田を望む。 2022,4,17 前記事より。ヤマトタケルや源頼朝による富士朝再興の影には、尾張国との遺伝子的な繋がりがあった。そこで今回は、尾張と富士朝との接点をいろいろ調べていた…

〈前記事補足〉鎌倉幕府と富士朝再興の舞台裏、富士朝から尾張ルートの重要性。

山梨県富士吉田市大明見『北東本宮小室浅間神社』境内 2022,4,9 前回は、『宮下文書』三輪本の記述から、鎌倉幕府と富士朝の関係を説明したのだが…。今回は、さらに深堀してみようと思う。前記事を読まないとわかり辛いので、未読の方は是非読んでい…

源頼朝と東国氏族カンパの富士朝再興計画、北条に狙われた和田・三浦・畠山氏滅亡の後先。

北東本宮小室浅間神社古宮境内『泰山府君大神』(山梨県富士吉田大明見) 2022,4,2 今回は、源頼朝による『阿祖山太神宮』の具体的な再建内容を纏めた。 (´(ェ)`) ~目次~ 東国氏族たちの悲願達成へ。 源頼朝による富士朝再興計画とは?。 富士朝…

甲斐武田と武蔵徳川の架け橋、秦氏の天才・大久保長安。やはり大久保氏は宮下氏族か?

大久保石見守長安陣屋跡のある、東京都八王子市小門町『産千代稲荷神社』 2022,3,26 前記事では、高井氏と大久保氏が宮下氏族である可能性を述べた。その後、この大久保氏をいろいろ調べていたら、興味深い人物を知ることになった。 大久保長安。 …

源頼朝父『義朝湯殿襲撃事件』、長田忠致は冤罪?。子孫は富士朝太神宮の宮伴だった。

源頼朝と伊東八重姫の密会の地、静岡県伊東市音無町『音無神社』 2022,3,12 前記事でちょっと触れた、頼朝の父・義朝を殺害した家系・長田氏だが…。よくよく読んでみたら宮下文書に記載があった!。通説では、長田忠致なる人物が登場するが、宮下文…

武蔵国清和源氏はどこに消えた?、富士朝副宮司柏木氏と山本義経と柏木義兼。

源頼義による創建、東京都杉並区大宮『大宮八幡宮』。 2022,3,6 宮下文書では、武蔵国の坂東平氏一強ではなく、清和源氏色の強さを浮き彫りにする。 一般的にも言われているのは...。もともと西国は平家の影響力が強く、東国は清和源氏勢力が強かっ…

<宮下氏族まとめ②>宮下氏族『吉田氏』とは?、都賀・塩谷・関戸・大久保・高井・宮本・西瑳・和田・真浦・愛甲氏ほか。

東京都調布市富士見町『下石原八幡神社』太田道願の甥・太田資忠のさらに子孫、太田善右衛門が創建。 2022,2,26前記事の宮下家に続き、東国の氏族が諸事情により仮冒だらけだった件…。今回も埋もれた富士朝氏族の『洗いざらい』を試してみる。 <…

3週目の建国記念日。富士朝と御祖霊信仰。

『桜田神社』(東京都港区西麻布) 2022,2,11建国記念日。 毎週毎週休日返上でブログもここまで来ましたが...、年末年始から身内の退院だの引っ越しだのいろいろありまして、体力的に追い付かず完全にダウン状態です。 しばらくブログは休みがちに…

2月2日富士朝陥落、宮下氏族吉田氏と吉田神道の『節分』鬼退治の謎?。

大河ドラマの頼朝の子・伊東千鶴丸が祀られていたという...。元御島伝承がある『富戸三島神社』(静岡県伊東市富戸) 2022,2,5 ちょっと予定変更…。吉田神道と吉田神社を調べていたら、面白い節分ネタが出てきたのでご紹介する。以前から吉田神道っ…

<宮下氏族まとめ①>全国拡散された富士朝氏族の行方検証、金子・井出・誉田・土方・狩野・波多野・山県・蒲原・葛西氏。

神奈川県小田原市米神、佐奈田霊社付近『文三堂』 2022,1,30 前記事より。現在wikipedia等で認識されている名家一門、源・平・藤・橘…、この氏族子孫の何割かは、富士朝関係氏族なのではないか?という仮説に至るわけだ。そうすると富士朝由来の氏…

<レイラインの美学⑯>坂上田村麿807年鎮火祭と、小野小町望郷の院内銀山レイライン

いつも賑やかな相模一宮『寒川神社』 2022,1,23小野小町は謎が多く、歌人としては作品を残しているものの、全国に点在する史跡の殆どは確証がないようだ。一般的には、惟喬親王失脚が原因で、惟喬親王派の貴族たちが都落ちせざる得ない状況となり、…

<神社めぐり>小野寺氏から見えてきた陸奥宮下氏族『葛西氏』、かつて蝦夷は貴種であった。

そんな奴には見えなかったけどな。。。(談) 2022,1,16 前記事に続き、私の母方祖先小野寺氏について。『割とどうでもいい』と詰られつつ、調べてみるとチラホラ富士朝氏族との接点が出てきたのでブログ記事にしてみた…。今回の記事で一番何が言い…

<神社めぐり>藤原秀郷と富士朝神の関係性、京路戸山周辺に浮上する別雷命の巨大聖地?。

栃木県佐野市富士町・唐沢山城址『足尾山神社』 2022,1,10 今回は、だいぶプライベートな神社めぐりネタとなるかもしれない。去年の秋頃から佐野市地域の神社めぐりを始め、かれこれ5回くらい訪問したか…藤原秀郷の地を神社巡りしてきた。基本的に…

常陸国佐竹氏と天香々背男命『天津甕星』の真相?、三毳山と星宮神社レイライン。

茨城県日立市大みか町『大甕神社』 2021,12,30 下野国『三毳山(みかもやま)』が、富士朝信仰にダブって見えるのは前記事のとおり。周辺は古名『三鴨村』と呼ばれていた地域で、かつての村社『三鴨神社』ではコトシロヌシが祀られている。北部三…

<神社めぐり>三毳山解明、宮下氏族『吉田氏』末裔・都賀氏と天台宗円仁の生誕地であった。

三毳山と富士山を望む栃木市岩舟町三谷『熊野神社』。小野寺氏は熊野神を祀る氏族。 2021,12,25 三毳(みかも)山、またの名を安蘇(あそ)山。 宮下文書的に言うと阿祖=阿蘇、つまり富士山そのものを意味する山のこと。前記事より、ウシトラ34里…

<緊急続報>三毳山はとんでもないクロスポイントで、今までのすべてが繋がった件。

『三毳山奥宮』(栃木市藤岡町大田和)、大田和といえば三浦氏を思い出すが…。 2021,12,19今年後半は、休日返上でブログを書いてきた…、まあ年末年始は休みまくってやろうと企んでいたのだが…。もうサボることすら許されないのだろうか(´(ェ)`)…

徳川家康の二面性?、山王神道がミワとカモを祀る理由。

『日光東照宮・陽明門』(栃木県日光市山内) 2021、12、12 前記事より、なぜ徳川家康は田心姫命を祀る『日光』へ遷座させられたのか?。下野国寒川七郷に祀られる田心姫同様に、多少強引だがカモサワヒメ≒田心姫命であれば説明がつくわけだ(苦笑)…