セキホツ熊の謎を追え!

古史古伝を片手に神社めぐり。古代人の残した偽書に基づく妄想考察。

ホツマツタヱ・ウエツフミ・宮下文書、偽書とはなにか?

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山梨県富士吉田市、富士山北東本宮小室浅間神社に伝わる宮下文書。



2019,2,16

 

偽書とは何か?

まず、宮下文書と竹内文書を混同している人がいるのでやめてください。ひどい人になると『竹下文書』とか『宮内文書』とかいちゃってますので。惜しいけど…ちゃう。

まぁ私自身の話なのだが(笑)。間違えると大変です『宮下文書』です。竹内文書はちょっとアレなので…要注意です(全部が嘘とは言わないが)。

宮下文書は『富士古文書』とか『神皇紀』とも呼ばれてます。

 

さて、偽書とは。

大きくいえば古史古伝のこと。ホツマツタヱ、ウエツフミ、宮下文書などのことである。

日本書紀、古事記は『記・紀』と総称されている。この『記紀』の権威を守るため、これらの書物は『偽書』と呼ばれる。偉い学者曰く『漢字で書かれていないものは検証に値しない』そうだ。うち『宮下文書・神皇紀』は徐福によって漢字化されたが認められていない。古墳を一般公開できない理由もこの辺にあるといわれる。高貴な古墳から漢字以外の文献が出土したらどうなることやら...。日本には古来からヲシテ文字や豊国文字などの『神代文字』があったわけで、つまり神代文字も認めない学者による調査が、果たして十分なのか?疑問が残る。このような状況下、多くの古墳が史跡指定もされずに、不動産として売却されてきた。公園ならまだしも、最悪、道路やマンションの下敷きである。古墳のリストラというか、お役人たちによる歴史隠蔽行為である。

 

簡単に言うと、日本はとっくの昔に渡来人に乗っ取られている。宮下文書によると、既に、ニニギや初代神武天皇は渡来人と戦争をしていた。潜伏していた国内渡来人も、新興渡来人と合流して、10代崇神天皇~12代景行天皇の頃には、国内内紛に発展していた。個人的には、これが出雲神話『国譲り』に比定されるとみる。詳細は下リンクにて。

偽書のススメ2 :ニニギや神武は何と戦っていたのか? - セキホツ熊の謎を追え!

宮下文書によるオリジナル出雲『天獄』は何処に存在していたのだろうか? - セキホツ熊の謎を追え!

 

日本の支配層に渡来系が入り込むと、『記紀』を作成し、もともとの古代史を封じ込めた。現代日本の政財界と大陸との親密ぶりを見ていれば、容易に想像がつく。

みなさんも、神社や教科書が、妙に『朝鮮押し』なのを疑ったことはないか?。某有名神社資料館長さんが、『アメノオシホミミは朝鮮人です』といっていた。高校時代使っていた日本史教科書を今見ると、見開きが渡来人文化でドン引きした。彼ら曰く『文化は渡来人が持ち込んだものであり、それまでの日本人は原始的で野蛮なものであった』。

しかし宮下文書を読むとむしろ逆で、日本に憧れていたのは徐福など外国人であった。タカミムスビもスサノオも『蓬莱の国』と呼ばれる日本を目指し、わざわざ海を渡ってきたのだ。そして『鶴亀』伝承など、中国伝来とされている伝承も、実は日本のものだ。

まあ宮司や学者たちは組織に組み込まれ、言いたくても言えない状況なのだと思う。心労お察しするが…状況は深刻である。たった記紀と偽書数冊を読んだ率直な感想を言えば、日本史は完膚なきまでに破壊されている。

むしろ私たちのように素人のほうが、行動しやすいのかもしれない(笑)。

 

誤解しないでいただきたいのは、そもそも日本人は外国から来ているということ。宮下文書によると日本人始祖タカミムスビもスサノオも海外から来ている。そして渡来してきた人々にも様々な葛藤があり、今はみんな日本人だ。

しかしその先行渡来人2000~3000年もの歴史が、後続渡来人さらに新興渡来人に反故にされているのだ。勿体無いと思わないか?。

 

古史古伝の問題点。

例えば、ホツマツタヱには修正痕があり江戸時代以前にあったことを証明できない。このように『偽書』と呼ばれる最大の理由は『書』としての確立だ。

武内文書は、書の腐食を防ぐために、一定期間内に書き換えをしているし、飛騨の口碑には全く価値がないというのか。

一方、内容的なことを言えば。記紀なんてオカルトてんこ盛りなわけで、説得力に欠ける。…目から鼻から唾から神様が生まれたとか、…死体を切り刻んだら神様が生まれたとか。何故こんなものを偉い学者さんたちが信じているのか、書いてある内容をよく検証もせずに。

例えば宮下文書、穴門にてアメノタマオヤ=玉祖命(タマノオヤ)が没したとあり周防一宮・玉祖神社社伝と一致する。これが宇佐神宮創建と関係していると思われる。こういった状況証拠的なものを一つ一つ集めていこうではないかと…それがこのブログの目的の一つである。

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正直『書』としての確立なんてわからない。しかし書いてある内容のほうが重要なのは明らかだろう。偽書と偽書を読み比べて史実のみを検証してみようではないか?。嘘と嘘を重ねると、思わぬ真実がみえてくるものだ。偽書には偽書の使いようがある。

 

次回記事から『偽書のススメ』シリーズを始めたいと思う。宮下文書を中心に、偽書に書かれている内容を、ざっくり紹介していきたい。下リンクより↓。

偽書のススメ: 富士王朝とウガヤ王朝の関係、レイラインが繋ぐ歴史の真実。 - セキホツ熊の謎を追え!

 

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