セキホツ熊の謎を追え!

古史古伝を片手に神社めぐり。古代人の残した偽書に基づく妄想考察。

藤原氏が蘇我氏春日神を祀る逆転現象。 そして武蔵国からフツヌシが消え行く謎①。

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 2019,3,30

富士山高千穂峰レイラインに見え隠れする『覇者線』。

富士山高千穂峰レイライン。私は実質日本一のレイラインと考えている。別に私が見つけたわけではない。二つの古文書に書いてあるのだ。宮下文書では天都と神都を繋ぐ線。ホツマツタヱではニニギとコノハナサクヤが神上がるレイラインである。...誰も注目しない。ネット上にない事の方が不思議だ(笑)。

そこには歴史的に様々な思惑が垣間見える。キーワードは『制圧』『東征』だ。結果的に言えば、平将門もこのレイライン上『龍ヶ崎』を制圧して『新皇』を自称した。坂上田村麿は武蔵野八幡宮を創建し、源頼朝はレイラインを補強するかのように井草八幡宮を創建。東征者たちが八幡神や春日神を祀り、レイラインを軍事利用した。この『覇者線』こそが徳川家康が武蔵国に拠点を移した最大の理由ではないかと...。都内・井草神社付近~野川公園~多摩川付近、特に大國魂神社付近には多くの祭祀的遺跡が残る。そして富士塚、瀬織津姫が祀られている謎のレイラインでもあるのだ。

 

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武蔵総社『大國魂神社』の主祭神は三種の神器?

レイライン上重要なポイントと思われるのが東京都府中市・大國魂神社だ。付近は古来から霊場であり、墳墓跡という説もある。12代景行天皇の代に創建。13代成務天皇の代に无邪志国初代国造・兄多毛比命が就任。神社名を『六所宮』に改名。

大國魂神社祭神(13代成務天皇の代)『新編武蔵国風土記稿』~

・オオナムチ(オオクニヌシ)

・スクナビコナ

・コトシロヌシ

・タケミナカタ

・タケミカヅチ

・フツヌシ

彼らはいずれも名将・軍神である。 

やはり昔から大國魂神社にはオオクニヌシが祀られていたようだ。『新編武蔵国風土記稿』によると、もともとは景行天皇の代に小川郷小野里にオオクニヌシが降臨した。

宮下文書によると、オオクニヌシは軍神というよりも教育神か。オオクニヌシとエビスはそれぞれ四方州々をめぐり、農業・漁業等の職業指導をした。

オオクニヌシは拠点が遠久見(遠州国)であることから徳川家康の崇敬を受けていた。徳川は武蔵国多摩を直轄地『狩場』などと称して大名には渡さなかった。大國魂神社には家康の屋敷跡と東照宮がある。

 

~大國魂神社祭神(江戸時代)『新編武蔵国風土記稿』~

〇中殿スサノオ・オオナムチ・フルノオオカミ(布留太神)

△西殿ニニギ・イザナギ・オオミヤノメ(大宮女命)

◇東殿セオリツヒメ・シタハル・ウカノミタマ 

 

~大國魂神社祭神・現在~

<主祭神>大国主・御霊大神

<武蔵国内諸神>小野大神・小河大神・氷川大神・秩父大神・金佐奈大神・杉山大神。

※小野大神・瀬織津姫が含まれている為か、公式に諸神名は伏せているようだ。推測するとセオリツヒメ・シタハル・クニトコダチ・スサノオ・オモイカネ・アマテラス・イソタケルか?

 

今の大國魂神社には『御霊大神』が祀られている。一説によると武蔵七党に関係する桓武系平氏の御霊信仰とも云われているが…。宮下文書に比定すると三種の神器の『玉』・宝司の御霊=神霊なのか…?。御霊大神ついては諸説あるようだ。後日別記事にしたい。

ともかく江戸時代(文化文政期1890年前後?)までは春日神の『剣』が祀られていた。

今回は春日神が御祭神から消えている点に注目して頂きたい。次回②に続く。

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