2023,9,30
2023年9月24日、いつものようになんとなく北東本宮小室浅間神社に参拝しに行ったら、神楽奉納会に遭遇したのでご報告を。
(´(ェ)`)
◯『北東本宮小室浅間神社』(山梨県富士吉田市大明見)
〜御祭神〜
- 木花開耶姫命
- 誉田別命
- 国狭槌命
- 泥土煮命
- 上筒男命
他13柱
※明治16年(1883年)、宮司家である宮下家秘蔵の『宮下文書』が公開される。小室浅間神社(富士山下宮小室浅間神社)とよく混同されるので注意。
大明見の神楽奉納会。
この日の午前中は、山中湖を眺めるために忍野村から太平山へ登った。山中湖について面白いことがわかったので、また別記事にてご報告します…。
昼頃『北東本宮小室浅間神社』へ到着。神楽会の方々?が椅子を並べて会場のセッティングをしていた。お祭りがあるのか?と見ていたら…。『もしよろしければ、16時頃から演奏会があるのでどうぞ』との旨で声をかけられた。おお、クニサツチさまたちのお誘いがあったと、勝手に大歓喜して見学させていただく。
お恥ずかしいながら…、熊オッサンは神楽や演者奏者のことは全く分からないのだが。境内中央にある神楽殿にて、『うずめの舞』と『巫女舞』の奉納があった。
うずめ役・男性はベテランの方だそうで、今回で引退されるとのこと。以降は神楽会のアドバイザーとして協力していただくとのこと。
次の『巫女舞(巫女神楽)』は、この地域の5人の女の子たちが、この日のために練習したものとのこと。息もピッタリあって、初心者とは思えなかった。親御さんと思われる方々も応援に来ていた。
終了後、主催者さんのご挨拶あり。舞台上のマイクの音量で聞き取れない部分があった多少ございましたが、要約すると。
本来は2023年8月14日?に神楽奉納会を予定していたが、おそらく台風7号?で延期となったとみられる。しかしながら、地元の子どもたちがせっかく練習をして楽しみにしていたために、急遽地域へのお披露目を兼ねて2023年9月24日に実演に踏み切ったとのこと。しかし急なスケジュールで決行され、しかもお彼岸期間中の祭事ということもあり、地元の方々がうまく集まらなかったようだ。座席に空席が目立って、苦慮されていたようだ。そこへ、不幸中の幸いと喜ぶべきか迷うが…、結果的に一般参拝者にお呼びがかかったらしいのだ。
ま、熊なんですけど…(´(ェ)`)
また今年から、市からの助成金が『備品』?という形で承認されたとのこと。おそらく本年度中にある程度の実績を示さなければ、次回の予算が難しくなる恐れもあったのかなと…。
おおよそ45分くらいの演奏で、貴重な体験をさせていただいた。関係の方々に、宮下文書についていろいろお聞きしたいことがあったのだが…(苦笑)、地域の方々がおしゃべりしてらしたので、そのまま退散してきた。神社を存続するために、いろいろご苦労があることも見えてきた。せっかくのチャンスなので、もっとお話を聞くべきだったかな?と…ちょっと後悔しております。
m(_ _)m
これらの活動は、ネット上で広報活動とかはしていないようです…。このブログの読者さんなら、関心があるかな?と…。今回ありのままを、皆さんにお伝えしようと思った次第です。恒例行事なのかは不明ですが、あるとすればお盆シーズンかと思います。
※写真は一応モザイク処理させて頂きます。
そう言えば、去年の5月愛知県一ノ宮市『石刀神社』でも、真清田からヘトヘトに歩いて到着した午前11時11分のタイミングで、和太鼓奉納会が始まってビックリしたと記事を書きましたが…。今回に共通する御祭神は、寒川大神クニサツチさま…。
またご縁があったのかも…?(´(ェ)`)。
お彼岸に神社参拝っていいの?
お彼岸に神事や神社参拝を避ける人がいるのは知っているのですが…。おそらく家庭や地域によっては、お彼岸期間に中日はお寺、社日は神社という慣わしがあるようです。死者を穢として、神社が嫌っているという説もあります。
もちろん、神社や寺や地域によりさまざまな解釈があると思います。
ただ…、そもそも宮下文書における神道の神々って、縄文時代にいた私たち日本人のご先祖様たちなんですよね…。そして、オリジナルや富士山から目を逸らさせるために、さまざまな習合が行われたこともわかってきました。現代の神社さんやお寺さんには神社の立場がありますし…、他人が宗教的信念をどうこういえることはございませんが。
この数年…熊オッサンが、大明見の神々に教わったことは、『直感に従え』『常識を疑え』ということだった気もします。
当ブログでは、神社や地域にご迷惑のかからない神社巡りを、日々心掛けておりますが…。熊オッサンが常識人なら、宮下文書に興味を持つことはなかっただろうなぁ…(苦笑)。