セキホツ熊の謎を追え!

古史古伝を片手に神社めぐり。古代人の残した偽書に基づく妄想考察。

<レイラインの美学⑧>八幡宮来宮神社から伊豆山本宮社と来宮神社へ、八幡・熊野・来宮・離島信仰、混合二本のレイライン①Aライン。

 

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背中をゾクゾクさせる聖域の感覚、静岡県伊東市八幡野にある八幡宮来宮神社。

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劇場観覧席のような横に広がる階段、左右に展開する摂社群。

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社務所が渋い。

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参拝後おもった。この神社タダものではないと。

 

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2019,9,16

二本に分かれた?八幡宮来宮レイライン

宮下文書とホツマツタヱ比定、イワナガヒメ=伊豆大神=比売大神イトウの検証記事がまだまだ続いている。

おそらく前記事を読まないと私=はよ病院に行け!と思われるであろう…。最近ブログでくだらない冗談を書くと、小さな不幸に見舞われるのである…。祟りの心当たりは山程あるし、神社行き過ぎて誰の祟りかわからないのである(笑)。神社大好きおっさんの破綻現象である。

なるべくこの手のブログは茶化さず、嘘は書かないように心がけよう。

 

今回は、八幡宮来宮~伊豆山本宮のレイラインについて詳しくみていこうと思う。

このレイラインは太い一本線にも見えるが、来宮神社と伊豆本宮を隔てる二本のレイラインにも見える。伊豆山神社と来宮神社の直線距離は2キロメートル、強引に一本のレイラインにできそうな距離感である。便宜上、二本の線をAとBと表記し、二分割する。

 

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~Aレイライン~

・八幡宮来宮神社(静岡県伊東市八幡野)誉田別命・伊波久良和気命

・引手力男神社(静岡県伊東市十足)手力男神

・火牟須比神社(静岡県伊東市鎌田)火産霊命

・多賀神社(静岡県熱海市上多賀宮脇)伊弉諾尊・伊弉册尊 式内社白波之彌奈阿和命神社

・来宮神社(静岡県熱海市西山)日本武尊・五十猛命・大己貴命

・明水神社(静岡県熱海市緑が丘)祭神不明

・みそぎの滝社(静岡県熱海市緑が丘~日金町)末廣大神?・白龍大神ほか

・岩戸山山頂と岩戸山観音(静岡県熱海市伊豆山)

 

 

Bレイライン

・日向神社(東京都神津島村字榎木)阿波咩命二子で物忌奈命の兄弟である日向神、日向大明神

・天上山山頂(東京都神津島村)祠がいくつかある。

・八幡宮来宮神社(静岡県伊東市八幡野)誉田別命・伊波久良和気命

・大室山浅間神社(静岡県伊東市富戸)磐長姫命

 ・山神社(静岡県伊東市荻)大山祇命

 ・産靈神社(静岡県伊東市岡)産靈神・大山祇命

・八幡神社(静岡県伊東市宇佐美字八幡)誉田別命  ※鶴岡八幡と併せて創建?

・比波預天神社(静岡県伊東市宇佐美)加理波夜須多祁比波預命・菅原道真命

・熱海城秘宝館(静岡県熱海市) ※八幡山山頂。近くに和田八幡神社あり。

・MOA美術館(静岡県熱海市桃山町)

・本宮社(静岡県熱海市伊豆山)天忍穂耳尊・𣑥幡千千姫尊・瓊瓊杵尊

・熊野神社(神奈川県足柄下箱根町)櫛御気奴命・菊理姫命・速玉命・事解命

・大室八幡神社(山梨県南都留郡道志村)伊弉諾命・伊弉冊命・誉田別命・岩石信仰

・上野国一社八幡宮(群馬県高崎市八幡町)品蛇和気命・息長足姫命・玉依姫命

源義家・頼朝崇敬社。

・十二神社巻機神社(新潟県南魚沼郡)大山祇命・天織姫命

・越後一宮・彌彦神社(新潟県西蒲原)天香護山命

・羽黒神社(新潟県新潟市西蒲区)宇賀魂命・日本武尊・大山祇命・石凝姥命

 

 

 

伊豆山神社から来宮神社を差別化、分離させた?

今回はAレイラインを解説する。Bレイラインは次回。

Aレイラインを一言で言えば『来宮レイライン』である。八幡宮来宮神社にはその名の通り、八幡宮と来宮神社の機能がある。これは伊東市周辺神社によく見られるパターンなのだが、後付けで来宮信仰を無理くりつけている感があるのだ。火牟須比神社(静岡県伊東市鎌田)にもかつて来宮神社の機能を兼ね備えていた。杉桙別神社(静岡県賀茂郡河津町)も同様である。阿治古神社(熱海市網代)のように来宮神社を合祀していながら来宮神の祭神記載がない神社もある。

そしてこの来宮信仰とは基本『五十猛命』の信仰なのだが、各神社・御祭神がバラバラである。おそらくは母体は『紀の宮』『紀伊国』で、イワナガヒメの子・ウサミと孫・クマノクスヒコに関連した熊野信仰+離島信仰であると見る。そして伊東市内の熊野神社には五十猛命(来宮神)が祀られている。五十猛命は日前神宮とともに紀伊国一宮とされる『伊太祁曽神社』の御祭神であり、私が熊野信仰≒来宮信仰と考える理由となるわけだ。因みに紀伊国一宮は日前神宮と竈山神社とあわせて一宮三社参りの風習がある。

これは私見だが、日前神宮・国懸神宮のタマノオヤとイシコリドメ、それとも紀伊国の熊野信仰『扶須美』の存在を隠蔽したかったのか。隠蔽のために同じ紀伊国神の五十猛命を持ち出した感がある。前記事にも書いたが、本来は伊豆諸島を守備していたワダツミ系宇佐八子が離島信仰のために五十猛命を伊豆国で祀っていたのだ。違う目的で信仰していた五十猛命が伊豆国で混同されたのか?。

宮下文書に登場するタマノオヤ・イシコリドメ・ウサミ・クマノクスヒコの存在はイワナガヒメの正体を浮き彫りにしてしまう訳だ。伊豆国内の伊豆大神の本懐を見えなくするために様々な信仰を後付けしたのではないかと。

 

このレイラインは結局、伊豆山を避けているのか?。あるいは伊豆半島東岸を来宮ブランドで淘汰させようとしたのか?、それとも日金山や岩戸山に照準を当て直したのか?、目的はなんだろうか?。妄想で申し訳ないが、結局…伊豆山神社本宮社から人々の目を逸らさねばならなかったのだろう。

 

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Aレイライン・八幡宮来宮神社~ 岩戸山まで

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〇八幡宮来宮神社(静岡県伊東市八幡野)誉田別命・伊波久良和気命。

<摂社>火焚神社・水神社・大国主大神・若宮八幡宮・天満宮・蛭子大神・子安神社ほか

鳥居前の由緒書きによると。謎の神『伊波久良和気命(イワクラワケ)』と誉田別命を祀る。神護景雲3年勧請の国府八幡宮と来宮神社の機能側面がある。元来は別殿であったが、延暦年間の再建時に一殿両扉に祀られている。一殿にして二社という。

イワクラワケは『海岸の堂の窟』に祀られていたのを奉還された。『奉還』と書いてあるということはもともとこの神社の御祭神と考えてよいのか?。来宮信仰は太古に、瓶に載って現在地の東方、八幡野港付近の金剛根津という所に漂着し、「堂ノ穴」という岩窟に祀っていたのを、八幡宮に遷祀したという。また来宮の神は大変な酒好きで、海岸に鎮座していた時に沖を通る船人に神酒の奉納を強要。困った人々が内陸部の「元屋敷」と呼ばれる現社地の一隅に遷したが、そこからも沖が見えて相変わらず神酒を乞うので、八幡宮の脇に再度遷祀した。

八幡神が『誉田別命』であり、来宮神が『伊波久良和気命(イワクラワケ)』と考えられている。

伊豆国式内社『伊波久良和気命神社』に比定される。

※また伊東前市長の残したメガソーラーの開発のため、環境破壊が懸念される。この美しい神社は是非後世に残してもらいたい。

 

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〇引手力男神社(静岡県伊東市十足)手力男神

引手力男命と水神社と稲荷社が祀られている。

伊豆国式内社『引手力命神社』の比定社。『引手力男命』はよくタヂカラオやテナガと混同される。当社も御祭神をタジカラオと解釈しているようだ。宮下文書に比定されるのはコトシロヌシの御子『天之手長男命』と思われ、諱は『手長雄命』である。ニニギの時代の『外寇親征の役』にて壊滅したコトシロヌシファミリーの武人であり、後世のイクシマタルシマ信仰に比定される神々の一柱とみる。引手力男は西伊豆の『大瀬神社』にも祀られている。

宮下文書によると『天之手長男命』や『五十猛命』は離島信仰のようだ。 かつて日本中の離島と大海を守護し、八幡神の意志を継いだワダツミ系統『宇佐八子』が信仰し広めた。現に伊東市川奈周辺には蛭子(オオワダツミ)信仰が盛んである。宮下文書によると大海(太平洋?)守護拠点を三島(三嶋大社?)に置いていた。

この神社は伊豆諸島に向けられた信仰ではないだろうか?。

祖国のために死んだ神『生島・足島』と『事代主』の関係。天皇守護の宮内八神殿とは何なのか? - セキホツ熊の謎を追え!

 

 

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〇火牟須比神社(静岡県伊東市鎌田)火産霊命

前述したように伊豆山神社とともに伊豆国式内社『火牟須比神社』に比定される。個人的に論社というのは『どちらか重要』ではなく『どちらも重要』なのではないかとみる。例えば武蔵国『出雲祝神社』と『出雲伊波比神社』は互いに論社と言われているが、揃って武蔵国一宮『小野神社(多摩市)』のレイラインを形成している。来宮・伊豆山~八幡宮来宮も同じ条件で、『中継ポイント』として重要な役割を担っているのではないだろうか?

前述したが、火牟須比神社もかつては来宮神社の側面があり、現在もその名残として鳥居神額に『両社』と書かれている。現在、本殿には火産霊命のみが祀られているが、東側の林に正体不明の祠が二つ祀られている。おそらく一番奥にある稲荷社は氏神であろう。

境内はどこも手入れが行き届いて好感的だが、この2つの祠は更に身綺麗にされて仲良く並んでいる。前記事で述べたが伊豆山境内白山神社の鳥居と同じ、下水パイプのような鳥居である。これは果たして誰なのか?。イワナガヒメとタマノオヤか?。それともウサミとクマノクスヒコ?。いや八重姫と千鶴丸か…?。

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この神社は源頼朝と『八重姫』『千鶴丸』で有名である。八重姫の父親『伊東祐親』は平家方であり、流罪の源頼朝を監視する役割であったのだ。しかし八重姫は頼朝と通じ、妊娠出産してしまう。産んだ子・千鶴丸は伊東祐親の指示により、上流の『稚児ヶ淵』に沈め殺害される。八重姫は発狂して死んだとも、後年に北条義時に再嫁したともいわれている。

流罪の源頼朝はさらに追われて、伊豆山神社(静岡県熱海市)に逃げ込み源氏再興を誓ったという。八重姫事件が禍根を残し『曽我兄弟の仇討ち』事件にも影響を与えた。祐親や八重姫に負い目のある頼朝は、伊東家内紛のどちらの肩も持てなかった。これが伊東氏が日向に配属された理由の一端になったようだ。藤原南家の流れを汲む伊東氏は九州で大きな力を持つことになる。

…今思えば曾我物語『曾我兄弟の仇討ち』とは歴史転換の大事件である。西国の宇佐神宮『比売大神イトウ』にも影響があったのだろうか?。

稲荷社が2つある。後述する『葛見神社』などで伊東氏はウカノミタマを氏神に祀っていたという。おそらく一番奥にある稲荷社は氏神であろう。

 

〇多賀神社(静岡県熱海市上多賀山)伊弉諾尊・伊弉册尊

イザナギ・イザナミを祀る。滋賀県犬上町・多賀大社の勧請かとおもいきや…。式内社・白浪之彌奈阿和命神社の論社でもある古社であった。

創建不詳。来宮信仰と同じく漂着した『日の御影』という木像を祀ったようだ。しかし祭神に来宮神がおらず、来宮信仰ではないのか?。周辺山中にあった山王祠と合祀して、以後『日少宮(ひのわかみや)』と称したという。境内には『磐座(いわくら)』と古代祭祀遺跡がある。摂社に八幡社と日月社多数あり。

大瀬神社も式内社『白浪之彌奈阿和命神社』の論社を主張していたらしいが、現在は引手力命神社の論社となっている。


 

 

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〇来宮神社(静岡県熱海市西山)日本武尊・五十猛命・大己貴命

社伝によると創建不詳(710年創建頃)。

前記事にも書いたのだが、来宮信仰は『紀の宮』『木の宮』、つまりイワナガヒメの孫クマノクスヒコの熊野信仰を伊豆に凱旋させたのではないかとみる。しかしそのほかにも複雑な背景がありそうだ。

イソタケル・ヤマトタケル・オオナムチ。『木の神』と言われるイソタケルを主神として祀る。伊豆山の地元神ともいわれている。

三嶋神御子と『海からきた者たち』の正体、ヒントは来宮神社の宇佐八子と五十猛命にあった。 - セキホツ熊の謎を追え!

 

 

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〇明水神社(静岡県熱海市緑が丘)祭神不明

水神を祀るが詳細不明、地元神とのこと。近所には『姫の沢公園』『みそぎの滝社』などがあり、水に関わりが深い地域である。宮下文書登場のカモサワヒメはイワナガヒメの実母、『別雷命』として三嶋大社に祀られた。私はカモサワヒメ=ナキサワメ、水神とも思っている。地理的に御祭神がカモサワヒメでもおかしくはないか?。

 

 

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〇みそぎの滝社(静岡県熱海市緑が丘~日金町)末廣大神・白龍大神ほか

源頼朝が伊豆山神社に参拝の時に御祓をした場所。源氏再興の場所。

『末廣大神』と『白滝大神』が祀られている。末廣といえばお稲荷さんだが、稲荷社と考えてよいのだろうか?。末広がりの『八』に因むが…。

源頼朝がここで御祓後、近くで昼寝をしていると白蛇が現れる夢をみた。頼朝は『これは源氏再興の吉兆』と捉え、伊豆山にて再興祈願をすることになる。いずれにしても源頼朝をはじめ東征者は、伊豆山をかなり意識していたわけだ。

イワナガヒメの死亡地が日金山。みそぎの滝社周辺には熱海市『日金町』という地名も残っているので意味深である。

 

 

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〇岩戸山山頂と岩戸山観音(静岡県熱海市伊豆山) 

詳細は不明だが、岩戸山北麓の大光山岩殿観音堂に関係ありか。

<神社めぐり>伊豆山神社②、子恋の森を抜けて『黄泉の国』日金山を目指す。白山権現=岩殿観音=十一面観音のナゾ。 - セキホツ熊の謎を追え!

 

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この『岩戸』とか『天戸』という地名は日本全国に存在している。なにもアマテラスだけを示す隠語とは思えないのだ。

『日月神示』を読んでいて漠然と思うのだが、『岩戸閉め』というのは何か大きな信仰を封じ込める行為に対しての言葉ではないか?。おそらく渡来系支配者たちが富士先住民の信仰を封じ、目を逸らさせた行為に対する隠語である。宮下文書とホツマツタヱを紐解くに、少なくともスサノオとイワナガヒメは封印されていているように思えてならない。阿祖北『出雲』がかつてあったと思われる長野県にも度々見かける言葉である。

 

日月神示によるといままで5回の『岩戸閉め』が行われてきたようだ。

 

 

※次回はBレイラインを紹介。

 

 

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※地図はクラフトマップ使用。www.craftmap.box-i.net