セキホツ熊の謎を追え!

古史古伝を片手に神社めぐり。古代人の残した偽書に基づく妄想考察。

<神社めぐり>大國魂神社①最強サクナダリ神社に、瀬織津姫が祀られている可能性。

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『貴いものを見ることは許されない』5月5日くらやみ祭りが、今始まる。


 2019,12,15

はたして、瀬織津姫は大國魂神社にいるのか?

ワッショイ!ワッショイ!└(゚∀゚└) (┘゚∀゚)┘

今回は、東京都府中市にある『大国魂神社』をご紹介する。他地域の皆さんは『私には関係ないマイナー神社』と思うかもしれないが、この神社は日本史総括といっても過言ではない。大まかに説明すれば、三つの大きな役割を担っている神社なのだ。

『東征鎮護』

・『真名井×サクナダリの交差点』

・『欠史鎮魂』
今回は長い記事になりそうなので、記事を二部構成にする。内容は、今までの瀬織津姫考察記事の総括にもなりそうだ。

・一部『瀬織津姫を祀る可能性』『眞名井×サクナダリの交差点』

・二部『国魂神=欠史鎮魂神』

 その他にも、この神社については調べたいことが多い。謎の御祭神『御霊大神』など、何かわかり次第順次記事にして、三部…四部…と繋げたい。

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 〇大国魂神社・武蔵総社・武蔵国府(東京都府中市宮町)

~御祭神~

・大国魂大神(大国主と解釈されている)

・御霊大神

・武蔵総社『六所宮』国内諸神。

一宮・小野神社(東京都多摩市)

二宮・二宮神社(東京都あきる野市)

三宮・氷川神社(埼玉県さいたま市)

四宮・秩父神社(埼玉県秩父市)

五宮・金鑚神社(埼玉県児玉郡神川町)

六宮・杉山神社(神奈川県横浜市)

 

創建、景行天皇41年(111年)5月5日・神社本庁別表神社

総社というのはその地域にある、神社御祭神を一ヵ所に集約した便利なシステム。武蔵総社・大國魂神社には国内上記の六宮が祀られている。

当社はホツマツタヱ成立前後に創建された神社で、当初からのオリジナル名称『大国魂神社』と称され、江戸期には『六所宮』とも呼ばれていた。また当社関係社『瀧神社』までの緑地は陵墓であったとの説もある。徳川家康は多摩地区を幕府直轄地にして、『御狩場』の名目で自らの屋敷を建てた。また分社に東京都狛江市『伊豆美神社』が存在する。

宮下文書においては、ウガヤ妃全51代は代々『多摩夜里毘女(タマヨリヒメ)』を襲名する。この『多摩』という名称がレイライン高千穂峰~富士山を越え、武蔵国多磨郡の地名となっており、大國魂(オオクニタマ)神社にも影響したのではないかと推測。

5月5日例大祭『くらやみ祭』は、江戸期以降の大国魂神社を体現している。夜中の大祭といわれるその理由は、『貴いものを見る事は許されない』という。江戸幕府は街の明かりを消し、真夜中11~4時に神輿渡御をさせていた。幕府としては、境内東照宮もあり、祀らねばならぬ一方、何かを必死に隠そうとしていた様子が伺える。何を祀っているのかは、神社関係者にもわからなかったのかもしれない。そもそもがそういう神社なのだ。

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東京都多摩市聖蹟桜ヶ丘、小野神社

大国魂神社を理解するには、小野神社を理解する必要があった。

 まずは大國魂神社『原型』である、小野神社を説明せねばなるまい。

〇小野神社・武蔵国一宮(東京都多摩市一宮)

~御祭神(由緒書より)~

・天乃下春命

瀬織津比咩ノ大神 

・伊弉冉尊

・大己貴大神

・素盞嗚尊

・瓊瓊杵尊

・彦火々出見尊

・倉稲魂命

武蔵一宮・小野神社社伝では、3代安寧天皇御宇『小野神社』創建とある。

聖蹟桜ヶ丘・武蔵一宮小野神社の謎①ほのかに感じる桜の女神ホノコ様と春日族たち。 - セキホツ熊の謎を追え!

宮下文書曰く。3代安寧天皇の時代、陸奥国で国賊大軍が蜂起、軍将の安房武正命・香取太良太命・鹿島武雄命・貫前政男命が鎮圧した。おそらく小野神社は、その際の東国鎮護に創建されたのではないかとみる。東国の乱を鎮静化し、富士山高千穂峰レイライン上に創建された背景には、やはり『鎮護』の意味合いが強かったのではないかと推測する。

 

~新編武蔵風土記稿より(1804~1829)~

 社傳に景行帝の御宇大己貴尊、小川郷小野里に降臨ありしを、里人私に祠を立て祀れり、成務天皇の朝に及て、兄多毛比尊国造を賜て此地に来り、国府を開かれし時、大己貴尊に素盞嗚尊等の五神を配して、始て宮社を建て祭れり、これを六所宮と称せりと、

一説六神は大己貴尊・少彦名尊・事代主命・健御名方尊・武甕槌命・経津主尊なり、また近来大己貴尊・去来册尊・眼狭雄尊・布留太神・大宮賈命・亜肖気命を以六神に充るものあり、いまだ孰れが是なるをしらず、今姑く社傳に従ふ。

 

ときは12代景行天皇の時代、里人が小川郷小野里に祀られていた『オオナムチ』を大國魂神社に分霊した。このように、当初は大國魂神社にも小野神社にも、瀬織津姫は祀られていなかった可能性が高い。

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 その後『東国鎮護』拠点は、夏至レイライン上に北上したのではないかと推測。12代景行天皇の子・日本武尊の時代には『大国魂神社』(府中市)。坂上田村麻呂の時代『武蔵野八幡宮』(武蔵野市)、源頼朝の時代『井草八幡宮』(杉並区)と北上したと見る。

富士朝ウガヤ朝史の封印とともに、夏至根幹のレイラインが胡麻化されてしまう。現在は名実ともに、『鹿島神宮~富士山本宮浅間大社~伊勢神宮~高千穂峰』のレイラインに祭祀が集中されてしまっているわけだ。こうして、夏至レイラインの本当の意味を知る者たちが減少していったのであろう。

ただ、現在も大國魂神社には、毎年6月中旬『夏至祭』が存在している。夏至神社としての機能は、今も確実に残っているとみる。

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偽書のススメ: 富士王朝とウガヤ王朝の関係、レイラインが繋ぐ歴史の真実。 - セキホツ熊の謎を追え!

 武蔵風土記稿曰く、小野神社信仰が、すぐ近くの大国魂神社に流れて規模縮小。総社の特性上、一ヵ所で複数の宮を参拝できるわけだ。地域の人々は、小野神社に行くなら大國魂神社を選ぶだろう。一方で、武蔵総社大國魂神社にとっては母なる存在、現在も頑なに氷川神社を一宮と認めない根本的理由といえる。現代では、誰が見ても氷川神社の方が社格、知名度は上なのだが…。

前記事にも書いたが、小野神社と氷川神社は、それぞれ『日本全体』にとって特殊な役割を担っている。どちらが武蔵一宮かは、さほど重用ではない。

新編武蔵風土記稿の小川郷小野里の解釈がわからない。小川郷(あきる野市)と小野郷(多摩市)は、同じ多摩川流域でも結構離れている。小川郷武蔵二宮摂社『荒波々伎神社』にはアラハバキが祀られている。一説にはアラハバキ=オオナムチ荒魂ともいわれている。 

 

小野大神=文殊菩薩=瀬織津姫?。

 こうして、武蔵総社『大国魂神社』には小野神社『小野大神』が祀られる運びとなるものの、小野大神が『誰』なのかは公表されおらず、小野大神=筆頭祭神『天下春命』というご意見も多々ある。小野大神とは一体誰なのか?という議論が必要になる。

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~新編武蔵風土記稿・大國魂神社について~

当社祭る所六神素盞嗚命・大己貴尊・布留太神、共に一殿、是を中殿とす、瓊瓊杵尊・伊弉册尊・大宮女命共に一殿、是を西殿とす、外に瀬織津比咩・天下春命・稲倉魂太神共に一殿、是を東殿とす、三殿合せて一社とす。

 東殿の三神は樹扉に印記して、一乃宮小野客来三所瀬織津比咩天下春命稲倉魂神とあり、一乃宮は即ち多西の一之宮村祭神天下春命なりと云ふ…。

 

~新編武蔵風土記稿・一宮小野神社について~

祭神は当国の国造惠多毛比命の祖、天下春命なり、配祀五座伊弉册尊・大己貴尊・素盞嗚尊・瓊瓊杵尊・彦火々出見尊なり(中略)本地堂。文殊菩薩の獅子にまたがりたる長六寸許なる木像を安置す、この本地佛あるにても昔別当寺も有し事明らけし。末社小社二宇。本地堂の並にあり。

 

江戸期には確実に、大國魂神社(六所宮)に瀬織津姫は祀られている。但し、何故か同書小野神社項には瀬織津姫の姿がない(笑)。これはどうなっているのだろうか?。

現在の御祭神ラインナップと比較してみると、『瀬織津姫』だけが綺麗に消去されているのがわかる。その代わりに文末に『文殊菩薩』とかいてあるのだ。…どちら様?この文殊菩薩とおっしゃる方は???。

※下写真は現在の小野神社御祭神↓。

f:id:sekihotu:20190421141640j:plain 他文献を見てみよう。

・『武蔵総社誌』中巻(1866~1868年)大國魂神社項。

 御本地堂九尊御垂跡之事、 本尊釈迦牟尼仏者、本社大明神の御本地也、 地蔵菩薩者、御霊大明神の御本地也、 文殊師利菩薩者、一ノ宮大明神の御本地也、 薬師瑠璃光仏者、二ノ宮大明神の御本地也、 十一面観自在尊者、三ノ宮大明神の御本地也、 毘沙門天王者、四ノ宮大明神の御本地也、 弥勒尊仏者、五ノ宮大明神の御本地也、 大聖不動明王者、六ノ宮大明神の御本地也、 聖観世音菩薩者、七ノ宮大明神の御本地也とあり。

 ・『武蔵国総社六所宮縁起并社伝』』(1624寛永元年)大國魂神社項。

伊弉諾尊・素戔嗚尊・瓊瓊杵尊・布留大神・大宮売命也。 故に六所神社と号す。 後来本地仏九尊を安んず。 其の中者、釈迦牟尼仏・聖観世音菩薩・毘沙門天、 其の左者、弥勒仏・地蔵菩薩・不動明王、 其の右者、薬師瑠璃光仏・文殊師利菩薩・十一面観世音菩薩也。

・『神道集』巻第三・武蔵六所大明神事(1352~1361)大國魂神社項。

一の宮小野大明神・本地は文殊

二の宮小河大明神・本地は薬師如来。

三の宮は火河大明神・本地は観音。

四の宮は秩父大菩薩・本地は毘沙門天王。

五の宮は金鑽大明神・本地は弥勒菩薩。

六の宮は椙山大明神・本地は大聖不動明王。

 

 

Wikipediaによると文殊菩薩とは大乗仏教の菩薩の一尊。智慧を司る仏。新編武蔵風土記稿から推測するに、天下春命とも大己貴命とも明らかに異なる存在。明治元年、神仏分離令でこの文珠菩薩は、小野神社から眞明寺(西300m)に御移する。

岩手県遠野周辺は瀬織津姫『伊豆権現』の神社が多い地域として知られる。遠野市倭文神社も慶長年間に文珠菩薩が祀られており、明治維新後の廃仏毀釈後現在はアマテラス・シタテルヒメ・瀬織津姫命が祀られている。

前ブログ『神津島伊豆山レイライン』で触れた、埼玉県秩父郡小鹿野町伊豆沢には諏訪神社隣に『文珠堂』がある。ここにも『伊豆沢』という地名が目に付く。

<レイラインの美学⑨>三峯神イザナギ・イザナミは岩長毘女代理人?。神津島伊豆山レイライン②Bライン。 - セキホツ熊の謎を追え!

一方、大国魂神社分社『伊豆美神社』も伊豆がつく。文珠菩薩は伊豆に深い関係にあるのだろうか?。

このように小野大神に着目して考えれば、文珠菩薩=瀬織津姫。小野大神は長い間、神仏習合でカムフラージュされていたとみる。

さらに小野神社境内由緒書(上写真)をみればわかるが、瀬織津姫とオオナムチにだけ何故か『大神』が冠されているのだ。シタハル・イザナギ・ニニギ・ヒコホホデミ・スサノオには付けられてない。つまり小野神社中核はこの二柱『小野大神』とみる。

結論は…、小野大神=文殊菩薩=瀬織津姫。但し、大国魂神社も小野神社も瀬織津姫不在の時期はあったし、瀬織津姫を隠していた時期もあった。文殊菩薩を含め実質的に祀っていた時期は、中世以降とみる。

 

そして夏至レイライン上にある『人見稲荷神社』(東京都府中市若松町)もカギとなる、三社共に関与しているのがシタハルとエタモヒと小野氏である。人見稲荷神社は『人見氏』由縁であり、これは小野氏の子孫にあたる。人見稲荷社伝では国造エタモヒを『国造兄武比』と表記しており、ヤマトタケル東征の随伴者『大友武日』を彷彿させる。この小野神社と人見稲荷神社の瀬織津姫配祀は、小野氏あるいは宮下文書版・蘇我大伴系統が関与したのではないかとみる。

 

 眞名井とサクナダリの交差することの意味(妄想)

前記事との重複部分が多いが。夏至レイラインと眞名井レイラインの交差点、それが大國魂神社なのだ。

・夏至は最大値の『サクナダリ』をもたらす。

・大國魂神社には『眞名井』レイラインが交差する。

ではサクナダリとは何か?。一生懸命、妄想で考えてみた。何度も言うが、あくまで妄想なのであしからず。

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〇サクナダリを夏至レイラインに祀ることの意味。

サクナダリ伝承が生まれたのは景行年間前後か?。10代崇神~12代景行天皇が作成させたホツマツタヱであろう。私は偽書だと思っているが、すべてが嘘とも思えない。古代の様子を知る数少ない文献、何かしら手がかりを残しているはずだと考えている。

本書の特徴はアマテラスがアマテルという男神とされている。その十二妃の一柱、誠実で賢い、瀬織津姫に夢中になるわけだ。サクナダリとはアマテルが瀬織津姫を、宮中に向かい入れるために『勢いよく落ちる様』『階段を降りる様』とかの意味らしい…。転じて滝が勢いよく落ちる様を意味する。アマテルはよく滝に打たれて穢れを落とし、瞑想していた。これが後世『飯縄権現』の発祥ともいわれている。

ホツマツタヱを読んだ後世人々は、瀬織津姫を祀れば、アマテラスを呼び出せるんじゃないか?と想像したかもしれない。

ではアマテラス(太陽)が最大値でる夏至レイライン上、瀬織津姫を配祀するとどうなるのか?。人々は当然期待してしまう訳だ。おそらくはアマテルの愛が最高潮に達し、夏至の太陽と富士山は最大値のご利益をもたらすと考えるだろう。

こうして歴代東征者は、夏至レイライン上神社を崇敬、あるいは創建した。

 

・3代安寧天皇タケミカヅチ子孫とフツヌシ子孫『小野神社』創建?

・12代景行天皇あるいはヤマトタケル『大国魂神社』創建?

・坂上田村麻呂『武蔵野八幡宮』創建

・源経基『井之頭弁財天堂』創建

・源義家『大國魂神社』参拝

・源頼朝『井草八幡宮』改築?

 

しかしいつしか権力者たちは、この夏至レイラインや瀬織津姫の存在を隠すようになっていく。それは一見宗教弾圧のようにみられるかもしれないが、むしろ逆かもしれない。簡単に言えば、他人に知られたくない、渡したくない、奪われたくないからだ。

…あくまで妄想だが、平将門『新皇』は現在の茨城県龍ヶ崎において、このレイライン東端上流・坂東を実効支配を目論んだのではないかと考える。平将門という人物は、古代祭祀に非常に明るい人物であったようで、西国天皇勢力は嘸かしパニックったろう。この頃から富士朝に縁が深いはずの藤原氏は、富士隠しに躍起となる。この夏至レイラインを分割。日本の根幹レイラインを再定義した。これも夏至レイラインの攪乱、隠蔽が目的ではないかと思えるのだ。

・富士朝レイライン『鹿島~富士山~高千穂峡』

・ウガヤ朝レイライン『鹿島~伊勢~高千穂峰

ある意味で、ウガヤ史と富士朝史を分断したわけだ。

<レイラインの美学③>日月神示ヒムカの役割、瀬織津姫死亡説と天照大神と木花咲耶姫の本当の関係。 - セキホツ熊の謎を追え!

 

 

〇眞名井の泉の意味。

次に眞名井について説明する。この伝承が生まれたのも、景行年間前後か?。10代崇神~12代景行天皇が作成させたホツマツタヱ由来とみるが、伝承は日本全国にあり、一概には言えないようだ。

東京都青梅市惣岳山にも眞名井伝承があり、かつてはこれが多摩川の源流と考えられていた。故に多摩川沿いにある小野神社と大國魂神社にとっても重要な祭祀的意味を持つはずだ。

全国の眞名井伝承に共通していることは、清浄な水の最上級の敬称。水は生命の源であり、泉には人が集まり、農業漁業商業の中心となる。天皇の国家運営には欠かせない存在ということだ。また海外では『マナ』は神の食事という意味もあり、不思議なことに多くの国々で共通している言葉である。

宮下文書においては国常立尊が、田場国真井原の要所に天の社を建てた。国常立尊夫妻は桑田宮(京都府亀岡市・出雲大神宮周辺)で崩御、近くの田羽山(丹波国)に豊受大神が祀られた。丹波一宮・出雲大神宮社伝によると、江戸時代まで『出雲』という名称は丹波国のことであった。この丹波『真井原』が転じて『眞名井』と変化したのではないかと思われる。つまり眞名井とは日本の祖神・国常立命=豊受大神信仰を指しているわけだ。

 

…そして、これも偶然なのか?。大國魂神社には二宮神社『小河大明神』ことクニトコタチが祀られていて、クニトコタチ由来のレイラインも三本交差している。総社として瀬織津姫(一宮小野)・クニトコタチ(二宮)・アマテラス或いはスサノオ(五宮金)が、一か所に揃って祀られていることになる。どれも前記事で紹介済みなので下にリンクを貼っておく。

〇日出日沈レイライン

(佃島住吉神社~大国魂神社~三宮玉諸神社~籠・眞名井神社~日御碕神社)

<レイラインの美学⑪>日本の東西を繋ぐ『日出日沈レイライン』。江戸幕府の理由、そもそも武蔵国は都になるための約束の地だった!?。 - セキホツ熊の謎を追え!

〇多摩川眞名井レイライン

(三峰神社~惣岳山・眞名井~大国魂関係社瀧神社~分社・伊豆美神社~穴守稲荷)

<レイラインの美学⑫>イネ!イネ!羽田空港呪いの鳥居と『多摩川真名井レイライン』の関係性。 - セキホツ熊の謎を追え!

 〇筑波箱根三嶋レイライン

(御岩神社~静神社~筑波山~大国魂関係社瀧神社~箱根元宮~三嶋大社)

<レイラインの美学⑤>国常立尊と事代主を辿るの関東のセンターライン。『三嶋箱根筑波レイライン』。 - セキホツ熊の謎を追え!

 

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 以上の点から、眞名井レイライン三本に、サクナダリレイライン一本をぶつけている図式がわかる。これは何を意味しているのか?。

簡単に言えば。眞名井の『聖水』を集めて、サクナダリさせようとしているわけだ。

 

眞名井の水を勢いよく降り落とす…?。残念ながら、これが何を意味しているかはわからない。しかし冷静に考えてみれば、結局これ…伊勢神宮と同じ事してないか?(笑)。要するに、アマテラスと豊受大神(クニトコタチ)、伊勢と出雲(丹波)のコンビネーションであり、かつて伊勢には瀬織津姫が祀られていた形跡がある。ホツマツタヱ衰退後に女神アマテラスと瀬織津姫は『荒魂』として同一視されていく…。

アマテラスと豊受大神の並祀『お伊勢さま』信仰の真意、それを誘い導く瀬織津姫の正体、見えてきたような気がする。

 

~日月神示上つ巻・第5帖~

…前略

富士を開くとは心に神を満たすことぞ、

ヒムカとは神を迎えることぞ、

ヒムカとはその使いぞ、

ヒムカは神の使いだから九(こ)の道をはようひらいてくれよ、

早く伝えてくれよ、

ヒムカのお役は人の病を直して神の方へ向けさすお役ぞ、

この道をよく心得て間違いないように伝えてくれよ。

 

結論を言えば、瀬織津姫は神々の案内者であり、人々の案内者でもある。う~ん。私たちはサクナダリと眞名井の恩恵を、最大限生かせということか?。 これが現在の東京或いは日本の民衆の活力なのか?。やはり首都東京の精神的支柱は多摩なのだろう、これは間違いないことだ。

あとは皆さんの御想像にお任せするが…。

ブログ看板にあるように、あくまで妄想考察なので(笑)。

 

※次回は大国魂神社、裏方の主人。国魂神のナゾを追う↓。

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※地図はクラフトマップ使用。

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