セキホツ熊の謎を追え!

古史古伝を片手に神社めぐり。古代人の残した偽書に基づく妄想考察。

<レイラインの美学③>日月神示ヒムカの役割、瀬織津姫死亡説と天照大神と木花咲耶姫の本当の関係。

 

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静岡県富士宮市白糸の滝。観光地の片隅にあるトタン製の小さい神社『熊野神社』。ひっそりと瀬織津姫を祀る。

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静岡県富士宮市白糸の滝。中臣鎌足子孫の富士講の開祖『角行』修行の地。

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2019,5,19


日向国と日月神示ヒムカの正体とは?


今回は日月神示を妄想考察してみる。

昭和19年から第二次世界大戦中に巷を騒がせた『日月神示』という預言書がある。このブログの趣旨からズレるので扱うのに迷ったのだが…なにか深入りすると戻れなくなりそうなので...ごく浅く紹介する(笑)。

今回『日月神示』を取り上げたのは、第5帖にヒムカという存在が瀬織津姫に関係しているのではないかと思えたからだ。

~日月神示によるヒムカの存在とは~

・『神を迎えること』である。

・『神の使い』である。

・『人の病を直して神の方へ気持ちを向けさせるお役』である。

日月神示 - Wikipedia 

 

 

『神の方』とはズバリ夏至日の出と富士山の方位かと…。その根拠は日月神示のキーワード『富士は晴れたり日本晴れ』である。

~ホツマツタエ(26文)~

『あさはあさまの ひにむかふ ヒムカふくにと ほつまくに ひめはあさまに いなむつき たかちねにいり かみとなる』

つまり富士山高千穂峰レイラインに関係しているのではないかと。

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人の病を治すとは『祓い』の事かと。大きな神社にいくと祓戸社があり、祓戸四柱あるいは祓戸四神(瀬織津比売・速開都津比売・気吹戸主・速佐須良比売)が祀られている。参拝者も宮司もまずは祓戸神で穢れを落とし、あらためて御祭神に向き合う習わしなのだ。つまり大切なのはきっかけとコンディションであり『神に確実に出会える方角を教えてあげること』だ。

 

~ ホツマツタヱ(6文)~

『みやびには きみもきさはし ふみおりて あまさがるひに むかつひめ ついにいれますうちみやに』

 

瀬織津姫は宮下文書には登場せず、ホツマツタヱに頼るしかない。 

いつのころからか瀬織津姫がアマテル(男神)に歩み寄るとアマテル自らが勢いよく歩み寄る『サクナダリ』をしたという。これを日に向かう『月』に准えている。

そしてホツマツタヱ24文、日孫ニニギとコノハナサクヤがケンカをしたときも一柱の竜神『みねのたつ』が仲介をしている。ニニギとコノハナサクヤは晴れて結ばれ直して高千穂峰と富士山にて神上る。その二つの山を繋いでいるのがこの竜神=瀬織津姫?…なのかもしれない。

ヒムカとは瀬織津姫であり、アマテラスともコノハナサクヤとも似て非なる存在。地図のなかった時代に、人々を太陽神アマテラス富士神コノハナサクヤへと間違いなく導く重要な女神なのではないかと。

ヒムカ国の伝承、瀬織津姫死亡説。

ヒムカの由来は、日向(ヒムカ)国と同意である。宮下文書によると国常立尊がはじめて富士山を見たときに『日向の高地火(たかちほ)の峰』と命名した。つまり『日向』とは日に向かう様、高千穂峰とは富士山のことだ。その後イザナギ夫婦が日向高千穂峰(富士山)の小室の阿田都山を『日向の穴宮の大御宮』とし、アマテラス生誕地となる。間接的に天つ日嗣アマテラスを指す言葉になったのかもしれない。

その後ウガヤフキアエズ時代、日向は九州南部(宮崎県)に存在したウガヤ王朝所在地の地名となる。富士山高千穂峰レイライン上九州東側の為に『日向』と名付けられたと推定する。そしてこの宮崎県西都市内一ツ瀬川沿いには瀬織津姫死亡説がある。

宮崎県西都市『速川神社』には一般社団法人西都市観光協会がつたえる由緒書がある。要約すると、ニニギの国土開発(天孫降臨?)に同伴していた瀬織津姫が速川の瀬の急流で溺れ死んでしまう。とても悲しんだニニギが小祠を建てたという。

ホツマツタヱにおいてニニギは瀬織津姫の孫神にあたる。幼いころより母タクハタチヂヒメから離れて、アマテルのもとで養育された。だとするとアマテル中宮である瀬織津姫が母親同然だったのかもしれない。

物語として瀬織津姫が登場するのはホツマツタヱだけであり、それゆえこの速川神社の伝承はとても興味深い。

※因みに私はホツマツタヱを信じてない。重要な参考文献として見ている。

※因みに平安期の大祓詞に出てくる祓戸四柱紹介『速川の瀬に坐す瀬織津比売と言ふ神』とは速川神社を指し示しているという説もある。

図①レイライン上の宮崎県西都市周辺図

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面白いのはこの速川神社の御祭神は遷座経験があるということ。もともと東南5キロほど離れた宮崎県西都市南方にある南方神社に祀られていて、大正14年に南方神社から一宗教法人『速川神社』として独立したようだ。南方神社は鎌倉時代に伊豆国より流入した伊東氏の崇敬神社であり供田を寄進しており、『伊豆権現』としての瀬織津姫の側面があるのかもしれない。南方神社から『桜川』を2キロ南下すると富士山高千穂峰レイライン上に『都萬神社』があり、ニニギとコノハナサクヤが挙式して新婚生活をしていたという伝承がある。

上図の神社群が並んで指し示す方向が佐賀県神埼郡吉野ヶ里『田手神社』なのだ。田手神社の御祭神は『撞賢木厳之御魂向津媛命』、これはホツマツタヱにおいての瀬織津姫でありアマテラス荒魂ともいわれる。アマテラス不在時、限定的に瀬織津姫が実質摂政を行っており瀬織津姫とアマテラスが混同されている原因の一つではないかと。

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 武蔵国でも瀬織津姫とコノハナサクヤが重なる。


日月神示には『富士は晴れたり日本晴れ』『扶桑(日本の旧名)の東の神コノハナサクヤを祀れ』とあり、太陽と富士山の関係性を何度も説いている。どうやら日月神示の神様(クニトコダチ?)は太陽と富士山の確実なコンビネーションが必要らしいのだ。

レイライン上の武蔵国に入るとだんだん瀬織津姫とコノハナサクヤが入り混じり、瀬織津姫の神社が並ぶ。恰も瀬織津姫が人々を夏至の日の出の方向へ案内しているようだ。気づけば瀬織津姫神社もコノハナサクヤ富士塚と重なり、『富士講』ともリンクしていく。人々が瀬織津姫と富士神コノハナサクヤを混同する原因の一つかもしれない。

以前私は瀬織津姫がコノハナサクヤ以前の富士山の象徴と書いたのだか、今は訂正すべきだと思う。瀬織津姫とコノハナサクヤとは全くの別神で、アマテラスとも違う。むしろ人々を太陽神アマテラスや富士神コノハナサクヤに向かわせる為の存在、それゆえに誤認もされやすいのだ。

しかし瀬織津姫が富士王朝と月の象徴の一つであることはかわらない。ホツマツタエ曰く『あまさがるひに むかつひめ』つまり『天に向かう月 ムカツ姫』、おそらくは宮下文書でいうところのツクヨミ妃『月桜田毘女』をモデルにしているのではないかと。要はツクヨミの存在を隠さねばならなかったのだ、その代理が月桜田毘女=瀬織津姫と考える。言い換えれば、アマテラスとコノハナサクヤに出会いたいのであれば、ツクヨミ(富士王朝)の介在を忘れるなということである。

瀬織津姫を言葉にすればやはり『きっかけ』『気づき』の女神なのだ。

図②レイライン上の瀬織津姫神社分布図

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図③レイライン上のコノハナサクヤと大型富士塚分布図

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東京都府中市『人見稲荷神社』は小野神社の小野氏の流れを汲む人見氏の神社、裏山にあたる浅間山公園『人見浅間神社』遥拝所がある。

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東京都杉並区『井草八幡宮』にある富士塚。富士講とも関連があるようだ。

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同『井草八幡宮』にある富士講灯篭も月の紋章。夏至レイライン上に富士と月の影が重なっていく。

とはいえホツマツタヱを読んでいると瀬織津姫=アマテラスであることは否定できない。ホツマツタヱ作者がアマテラスを男神にした代わりに、女神アマテラスのイメージを瀬織津姫に投影した可能性もある。それを受けてアマテラスを瀬織津姫として祀る地域も未だあるだろう。地域ごとに沿った判断が必要と思われる。

そして瀬織津姫とは未婚で死んだ女神アマテラスの『母』としての役割を投影しているとも思えるのだ。宮下文書ではアメノオシホミミを養子にして日嗣にしている、つまりアマテラスの母としての側面『荒魂』ではないかと(妄想)。


宮下文書における瀬織津姫の正体①瀬織津姫の意味とは? - セキホツ熊の謎を追え!

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日月神示が伝える今後…。

日月神示下つ巻(第27帖)『この方は祓戸の神とも現はれるぞ』。

日月神示のいう『てんしさま』は祓戸の神と現れると書いてある。祓戸大神の瀬織津姫が『太陽神』と『富士神』へと導き向かうがゆえに、アマテラスもコノハナサクヤも似て非なる女神にみえるのではないかと。

 

そしてヒムカの役割らしき記述がある。

~日月神示・日の出の巻13帖~

『神にまっすぐ向かうのだぞ、ヒムカ(日向)と申してあろうがな』

『上にまっすぐ神をいただいてくれよ』(富士山の頭上?)

『(それが)神国のまことの御道ぞ』とのこと…。

 

日月神示にたびたび出てくる熊野神・オオカムツミ(意富加牟豆美命)の存在も気になっている。瀬織津姫となにか関係があるのではないかと…。どこかしら親族のオオヤマツミを彷彿させ『カムツ』が『ムカツ』に見えるだけだが(笑) 。

~天つ巻26帖~

『天の日嗣と申しても一柱ではないぞ、一柱でもあるのだぞ、臣民のお役所のようなものと心得よ』

『この方はオオカムツミの神ともあらわれるのだぞ』

『時により所によってはオオカムツミの神として祀ってくれよ』

とのこと。そういえば…熊野には瀬織津姫が関係していたとの説もよくみる。

 

 

さて前述したとおり、科学誌ネイチャーによると2018年前後より夏至レイラインは北に45度近く変えられてしまった。日月神示のとおり富士山より30里4里離れた榛名山~赤城山の方向が夏至日の出の方角となっている…。マスコミは沈黙し公式な日の出データがないので何とも言えないが、方角的には北海道大雪山方面?であろうか…。日月神示には榛名山の重要性がかいてあり、天つ巻27帖『北を拝めよ、北が光るぞ北よくなるぞ』『夕方よくなるぞ、暑さ寒さ柔らかくなるぞ』とある。果たしてこれは予言が的中したのだろうか?

そして現状の、富士山高千穂峰レイラインや瀬織津姫の役割はどうなるのだろうか?。

 

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※地図には クラフトマップ使用。

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